「落札件数トップ」の実力派
2025年11月中旬の調査期間において、ある主要中古車オークション会場で落札件数トップを記録した車両、それが日産「2020年式 NV100クリッパーバン、グレード: DX GL&セーフティパッケージ 型式: DR17V」です。現代物流のラストワンマイルを支えるこの車両の需要がいかに底堅いかを物語っています。
特に令和2年(2020年)式は、初回車検を終え市場流通が増加しつつも、機関の劣化が少ない「旬」の個体として、今最も活発に取引されているモデルです。Eコマース拡大によるギグワーカーの急増と、車中泊などのアウトドアブームという「業務」と「趣味」のダブル需要が、この圧倒的な取引数と高相場を支えています。
スズキOEMの実力と「GLセーフティ」の絶大な価値
中身は「スズキ・エブリイ」。最強のパッケージング
本車両(型式DR17V)は、軽商用車の絶対王者スズキ・エブリイ(DA17V)のOEM供給車です。スズキの実用性と日産のブランド力が融合し、高い耐久性とスペース効率を誇ります。搭載されるR06A型エンジン(49PS/62N・m)は、VVT採用により低回転域のトルクと燃費性能を両立させています。
なぜ「GLセーフティパッケージ」だと高く売れるのか
本査定対象である「GLセーフティパッケージ」は、市場価値を決定づける以下の装備を有しています。
- 快適装備: フロントパワーウィンドウ、キーレス、プライバシーガラス(GLパッケージ)。
- 安全装備: エマージェンシーブレーキ、踏み間違い防止アシスト、LDW(セーフティパッケージ)。
特に法人需要においてコンプライアンス観点から安全装備は必須条件となっており、これが買取相場を跳ね上げる要因となっています。
オークションデータが語る「売れる車」の条件
2025年11月16日から22日の直近1週間の取引データから、「R2年式」「評価点3.5以上」の個体を抽出し分析しました。
また、カーセンサー等の販売データから、平均販売価格を算出。一定の減算を実施しています。
二つのアプローチからの買取相場は、ほぼ同額を示しており、これが市場の歪みを含まない適正価格と推定されます。
査定額をさらに伸ばすための「直前対策」
- 荷室清掃: 床の砂や泥を除去するだけで心証が劇的に向上します。
- 臭いケア: タバコやペット臭は事前の換気と消臭で対策を。
- 付属品: メンテナンスノート(点検整備記録簿)の有無は入札数に直結します。
結局、NV100クリッパーバンは今いくらで売れるのか
2025年11月現在のデータ分析に基づく、NV100クリッパーバン(DR17V・DX GLセーフティパッケージ)の想定買取相場は以下の通りです。
想定買取相場:613,000円
【変動要因】
- 走行距離 1万km台: プラス3~5万円(約65万円)
- 走行距離 5万km超: マイナス5~8万円(約53~55万円)
- 4WD車: プラス10万円前後(約70万円台)
この車両は日本の物流を支える宝であり、その資産価値は堅調に推移しています。本レポートを適正な売却の指針としてご活用ください。

買取相場に関するご注意
この記事に記載されている買取相場は、特定のデータや市場動向に基づき算出されたあくまで参考値(推計)であり、その金額での買取を保証するものでは一切ありません。
実際の車両の買取価格は、以下のような多くの要因によって大きく変動します。
車両の状態: 走行距離、年式、ボディカラー、内外装の傷や汚れ、修復歴の有無
オプション・装備: メーカーオプション、ディーラーオプション、社外パーツの有無
市場の需要: 中古車市場における当該モデルの人気や在庫状況、季節的要因
査定業者: 買取業者ごとの査定基準や販売ルートの違い
正確な現在の買取価格をお知りになりたい場合は、この記事の情報を鵜呑みにせず、必ず複数の買取専門業者に直接ご相談の上、実車を査定してもらってください。
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