プロ目線「かしこい中古車の選び方」

新コーナーのスタートについて

プロの領域には、高い壁があるというのを、最近個人的な中古車の売買で体験しました。

地方の個人事業の中古車販売店から激安でクルマを買ったのですが、あちこち不具合が発生。

結局、買い替えるハメに陥ったのです。

最初から保証がないので、自分で整備工場に持ち込むことになり、結局は高くついたというわけです。

少なくとも整備工場を備えている販売店から買えばよかったと、つくづく思いました。

個人売買のような野良中古車を避けて、適切な価格で、適切な中古車を手に入れるにはどういうポイントで選べばいいか。

そこで、筆者が実際の購入体験で信頼を置いている川口市の人気中古車販売店の店長に正式依頼、展示中の特選中古車を1台選んで、その選択のポイントを解説してもらうことにしました。

カーセンサーなどのサイトに、同一車の詳細は掲載されていますが、ここでは、プロ目線の少し踏み込んだ解説をお届けできればと考えています。

文責:編集部

「中身」で選ぶコツと重要性

取材協力:エバーグリーンオート(セカンド店)大友典彦店長。
元大手自動車メーカー整備士の経歴を持ち、メカニック視点での厳格な品質チェックに定評がある。

中古車選びにおいて、多くの人が陥りがちなのが「年式」と「見た目」だけで判断してしまうことです。しかし、車の寿命を左右するのは、外装の輝きではなく、ボンネットの中にある「機関(エンジンや補機類)」の状態なのです。

今回は、埼玉県川口市で長年地域に愛されるエバーグリーンオートの店長であり、大手自動車メーカー元整備士の大友典彦氏に取材しました。

プロの視点から「生活の足として長く乗れる車の条件」と、具体的な「ねらい目モデル」についてアドバイスをしてもらいました。

プロ目線の失敗しない中古車選び「3つの鉄則」

一見きれいに見える車でも、プロの目から見れば「リスクの塊」であることも少なくありません。取材で見えてきたのは、安心して乗るためには、以下の3点をチェックポイントとして押さえることでした。

①「7万キロの壁」を意識する

走行距離は中古車選びの基本ですが、同店では特に「7万キロ」を一つの基準に置いているそうです。

【大友店長のアドバイス】

「今の車は丈夫で、10万キロを超えてもエンジン自体は壊れません。しかし、ウォーターポンプや発電機(オルタネーター)といった重要消耗品の寿命は10万キロ前後で訪れます。

購入直後にこうした部品交換が必要になると、修理費だけで10万円近く飛ぶことも。これから4〜5年乗ることを考えるなら、消耗品交換のリスクが低い『7万キロ以下』の個体を選ぶのが、トータルコストを抑える賢い選択です」

②「現状渡し」のリスクを避ける

価格の安さだけで飛びつくと危険なのが「現状渡し(整備なし)」の車両です。車検が残っていても、安全に乗れるとは限りません。

【大友店長のアドバイス】

「例えば、足回りのゴムブッシュが切れていると、次の車検には通りません。現状渡しで購入すると、その修理費は全額ユーザー負担になります。

『納車前に法定点検を行い、消耗部品を交換してくれるか』。ここを確認することが、安物買いの銭失いを防ぐ最重要ポイントです」

③数年後買替え時の「リセール」を意識して選ぶ

子育て世代に必須のスライドドア車は、どうしても相場が高くなります。だからこそ、「手放す時の価格(リセールバリュー)」を意識した選び方が重要になります。

【大友店長のアドバイス】

「人気モデルは、数年乗っても価値が落ちにくいのが特徴です。初期投資が多少高くても、売却時に高く売れるため、実質的な負担額は不人気車よりも安くなるケースも多いのです」

【今回の特選車】日産 ルークス ハイウェイスターGターボ

今回検証する車両。高級感ある「ブラックパール」は中古車市場でも特に人気が高く、リセールバリュー(再販価値)も期待できる色だ。

上記のアドバイスを踏まえ、大友店長が「いま、ねらい目の一台」として挙げたのが、この日産 ルークスでした。具体的なスペックと推奨理由を解説します。

なぜこの車が「生活の足」として優秀なのか?

【大友店長推奨ポイント:ターボの必要性】

川口市周辺のように、バイパスの合流やちょっとした坂道が多い地域では、軽自動車のパワー不足がストレスになりやすいのです。特に家族を乗せてエアコンを使用する夏場、ノンターボ車ではエンジンが唸りを上げてしまいます。

その点、この「Gターボ」であれば、合流もスムーズで静粛性も高いでしょう。毎日の運転疲労を軽減する意味でも、ターボモデルの選択は合理的です。

良質ポイントをチェック

機能的な内装

広々とした後部座席。レザー調とファブリックのコンビシートは、汚れが目立ちにくく清掃も容易です。子育て世代には嬉しい実用的な装備と言えるでしょう。

先進の安全装備

アラウンドビューモニターを搭載しています。ショッピングモールの狭い駐車場でも、上空からの視点で周囲を確認できるため、駐車のストレスが激減します。

消耗品の状態

純正アルミホイールの状態も良好です。タイヤの溝も十分にあり、購入後すぐにタイヤ交換の出費が発生する心配がありません。

運転支援システム

「プロパイロット」を搭載しています。高速道路での追従走行が可能で、帰省やレジャーでの長距離移動も快適にこなせます。

なぜ、相場より安く提供できるのか?

日産のグリルが精かん

この車両の支払総額129.9万円は、同条件の市場相場と比較しても割安です。その背景には、中古車販売における構造的な理由があります。

1. 「見た目」より「中身」を重視した価格設定

本車両は評価点3.5点。リアバンパー等に日常使用に伴う小傷があります。

多くの販売店はこれらを補修して価格を上乗せしますが、エバーグリーンオートでは、機関(中身)が良好なら、気にならない外装の小傷はそのままでいい、という実用重視層に向け、補修費をかけずに安価で提供しています。

2. 「薄利多売・高回転」のビジネスモデル

中古車の仕入れ原価(オークション価格)はどの店も変わりません。価格差は「利益をどれだけ乗せるか」で決まります。

同店は、利益を削ってでも回転率を高める戦略を重視しており、一台あたりの利益幅を抑えることで、他店よりも安価なプライシングを実現しています。

3. 自社工場の強み

関東運輸局指定の民間車検工場を自社で保有しているため、外注費をかけずに高品質な整備が可能です。これが「整備付きでも安い」を実現する最大の根拠となっています。

今回の「かしこい選択」のポイント

  • 支払総額 129.9万円(諸費用・整備費コミコミ)
  • リセール◎:ブラックパール×ターボ×プロパイロット・エディション
  • 特典:来店予約で新品バッテリープレゼント中。

編集部のおすすめ

「新車は高すぎるが、中古車は故障が不安」

そう考える方にとって、元整備士が機関を保証し、外装の小傷分だけ安くなっているこのルークスは、非常に合理的な選択肢と言えます。

本車両に興味を持たれた方のために、リンクを貼っておきます。プロのアドバイスを聞きながら実車を確認することで、納得のいく車選びができるはずです。

この車両の在庫確認・来店予約はこちら(カーセンサー)

※在庫は常に変動します。万が一売約済みの際はご容赦ください。

入口は国道122号線下りからのみのアプローチになる

取材協力:エバーグリーンオート株式会社 セカンド店

📍 埼玉県川口市辻100

📞 048ー280ー1818


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