足立区クラウン暴走事故|盗難車が歩道に突入、2人死亡・11人死傷【現場住所あり】

事件概要:足立区国道4号で発生した重大事故

11月24日午後0時半すぎ、東京都足立区梅島2丁目31-26付近(ニトリ環七梅島店前の国道4号線)で、盗難車による暴走事故が発生しました。高級車「トヨタ・クラウン」が歩道に突入し、歩行者を次々とはね、11人が死傷する痛ましい事態となりました。現場は梅島陸橋南側、東武鉄道西新井駅から約1キロの地点です。

盗難クラウンはどう盗まれたのか?

事故の約2時間前、現場から約1キロ離れた中古車販売店でクラウンが盗まれました。男は客を装って店に入り、展示車両のドアポケットにあった鍵を使ってエンジンを始動。わずか2分で走り去ったとみられています。店員が盗難に気づき通報したのは約5分後でした。


暴走の経緯:パトカー追跡から歩道突入まで

警視庁によると、ナンバーのないクラウンをパトカーが発見し、追跡を開始。車は赤信号を無視して交差点に進入し、横断歩道を渡っていた歩行者をはねた後、歩道に乗り上げて約100メートルを暴走しました。最終的に車道に戻り、トラックに衝突して停止。運転していた男は車が完全に止まる前に逃走を試みましたが、現場で身柄を確保されました。


被害状況:2人死亡、9人が重軽傷

この事故で2名が死亡、9名が重軽傷を負いました。

  • 杉本研二さん(81):足立区在住、現場近くで勤務中に被害。
  • テスタド・グラディス・グレイス・ロタキオさん(28):横断歩道を渡っていた際に被害、翌25日に死亡確認。

容疑者の供述と捜査の焦点

逮捕されたのは足立区在住の37歳の男。氏名は公表されていません。男は「クラウンに乗りたかった」「試乗するつもりだった」などと供述しており、警視庁は刑事責任能力の有無を含め、慎重に捜査を進めています。適用される罪状は危険運転致死傷や窃盗などとみられますが、詳細は今後の司法判断に委ねられます。


補償問題:なぜ保険が使えないのか?

今回の事故では、加害車両が盗難車であったため、通常の自動車保険が適用されない可能性があります。国の「政府保障事業」による救済制度はありますが、補償額には上限があり、被害者や遺族への十分な賠償が難しいケースもあります。こうした現実は、交通事故被害者救済制度の課題を浮き彫りにしています。


再発防止と個人の備え

盗難車による重大事故は、鍵の管理や防犯対策の徹底、追跡時の安全確保など、複数の課題を示しています。社会全体で再発防止策を検討するとともに、個人としても交通安全や保険加入の重要性を再認識する必要があります。


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